地面は火からできた
地球では多くの生物が地面の上にいる。
この地面はどうやってできたのか
創成期の地球はマグマオーシャンの状態だったという
それが冷えて地面になった
すなわち
地面は火からできた
地面というのは岩石でできているわけだが
岩石には大きく分けて3種類ある
火成岩 堆積岩 変成岩
しかし変成岩は火成岩や堆積岩が変成したものだし
堆積岩のもとになる砕屑物は火成岩だったりすることも多いので
もとをたどればマグマが冷えてできた火成岩が起源ということになる
だから すべての岩石はマグマ(火)からできた
といっても言い過ぎではないはずである。
ではマグマとは?
岩石の溶けたものである。
たいていの固体は高温にすると液体になり
たいていの液体は低音にすると固体になる
この固体が液体になる温度(=液体が固体になる温度)を
融点(melting point 略して m.p.) という
加熱が足りなくて液体にならないときに
m.p.がたりない
などと叫んではいけない
よく知られている物質でいえば 水の融点は0℃
(水の融点を0℃と決めたわけだけど)
だから水を冷やして0℃以下にすれば氷になるし
氷を加熱して0℃以上になれば融けて水になる
ところが岩石は混合物なだけに複雑な現象がおこる
全体がいっぺんに融けるのではなくて
融けて液体になっている成分(液相といいます)と
解けずに固体のままの成分(固相といいます)が異なるのです。
コーラを凍らすと凍っている部分は薄く液体の部分は濃くなりますね
それと似たようなことがおこるわけです。
岩石のような混合物の場合純物質の融解とは少し違ったげんしょうになるわけで
このような現象を 部分溶融 といいます。